研究の目的
a) メタボリック症候群と心不全患者の予後の関連
b) 高齢者における心不全の特徴と今後の疫学的動向
c) デバイス治療の対象となる重症心不全の頻度と特徴
d) 心不全治療に対する多分野的アプローチの手法の確立
e) 心不全発症のハイリスク群(Stage-B心不全)の特徴と予後の解析
登録対象
20歳以上の成人であり,アメリカ心臓病学会慢性心不全診断治療ガイドラインにおけるStage−B,C,Dの安定期にある慢性心不全患者
アメリカ心臓病学会慢性心不全診断治療ガイドラインにおけるStage分類
- StageD
- 特殊な治療を必要とする再発性の心不全
- StageC
- 過去に,あるいは現在に心不全症状を伴う構造上の異常を伴う心疾患がある。
- StageB
- 過去に,あるいは現在に心不全症状を伴わないが,構造上の異常を伴う心疾患がある。あるいは,以下に示す項目を1つ以上満たすもの。
左室拡大のみられるもの
- Mモード心エコーで左室拡張末期径が55mm以上のもの
- MRI,CT,LVG,シンチなどで左室拡大が認められたもの
左室収縮能の低下がみられるもの
- Mモード心エコーで左室駆出率が50%以下のもの
- MRI,CT,LVG,シンチなどで左室収縮能の低下が認められたもの
左室壁厚の増加がみられるもの
- Mモード心エコーで拡張期中隔壁厚が12mmを超えるもの,左室後壁壁厚が12mmを超えるもの,の両方またはどちらかが認められるもの
- MRI,CT,LVG,シンチ,心電図などで左室壁厚の増加が認められたもの
弁膜疾患のみられるもの
- 心エコー検査,ドップラー試験を施行して下記の規準を満たすもの
- (1)大動脈弁狭窄 大動脈弁圧較差が30mmHg以上のもの
- (2)僧帽弁狭窄 僧帽弁弁口面積が2.0cu以下のもの
- (3)大動脈弁閉鎖不全 V度以上の逆流
- (4)僧帽弁閉鎖不全 V度以上の逆流
- (5)その他,臨床上有意な異常が存在すると考えられるも
- 心臓カテーテル検査やその他の検査で臨床上有意な異常が存在すると考えられるもの
- 将来的に追跡調査が必要と考えられるもの


